鳥と山野草の話

鳥類と山野草、主にシダ植物を書いたりします。

災害列島日本の原子力発電所 1

もうすぐ令和元年が終わる。災害の多かった平成から、令和を引き継いだが、まるでお祝いの祝儀のごとく台風がやってきた。それも、どういう訳か普段あまりコースに入らない中部から関東にかけて大風だの大雨だのを引き連れてきた。特に首都圏では停電というろくでもない贈り物を置いて行き、被害に遭った地域の人々は台風の恐ろしさと電気のありがたさを改めて思い知らされたことと思う。それでも人々は首都圏へ首都圏へと草木がなびくごとく集まる。彼らは日本列島が世界に名だたる災害王国だということを知らないのだろうか?狭い場所に何千万の人間がひしめく。戸建て住宅は面積が足りないから、マンションとかいう上へ上へと伸びたアパートに大枚をはたいて住み着く。上の階へ行くほど高価だそうな。バカじゃなかろうか!停電すればアウトである!台風の大雨で浸水に遭い地下に水が入り込んだ。高層ビルの心臓部は大概、地下に備えられている。水没すればどうなるか、小学生でもわかるだろうに、なぜ大切な個所を地下などに設けるのか?この地域は台風など来ない、来ても西から上陸して弱ってくるので被害はしれている、と思い上がっていたか?彼ら建設屋はすぐ責任問題を押し付けられると、想定外でしたので、とのたまう。それをやって福島の原発も海の傍に盛り土もせずに作ってしまった。地震では免震もきっちりでした。津波はあんな大きなのが来るとは想定外でした。せっかくのメルトダウン防止装置も電気が来なくなり役に立ちませんでした。スミマセン、想定外でした!おいおい、電気を作る場所だろ?停電という文字は頭になかったか?蓄電池にたんまり電気をためていましたって?ケーブルが地震津波で破壊されたんだよ!それも想定外?この大文明の日本で停電を起こすという事は、これも災害になる。人災、という災害!高層アパートの停電では、エレベーターが止まった。水道がでなくなった。なに?水は停電でも出るのでは?って。とんでもない、田舎の井戸から人力で汲み上げるのなら大丈夫だが、上階ほど高価なセレブさまがお住まいの超高層ビルはいったん電気で屋上まで水を汲み上げて、それを引力の力を借りて下へ落とすのだ。だから停電するとトイレにも行けない。まあ、オマルをたくさん用意しておくのをお勧めする。おしっこはペット用のシートが安くついて良い。カネのある方は大人のおむつやパットを用意して下さい。原子力発電所はとかく海辺に多い。それ以外には作れないのか?冷却水が必要だからなのだろうが、海は危険がいっぱいで、これから温暖化がどんどん進むから、台風だって一つの上陸で日本国滅亡なんてのが発生して上陸するかもしれない。地震津波だって、前回よりももっと高い50Mなんてのが来ないという保証はない。それに、わが国は火山王国でもある。我が町にも60年前の小学校の地図には赤い三角印の山ばかりだった。山のてっぺんを表すのに三角印を使うが、赤は火山、黒はそうでない普通の山である。最近はこの赤い三角がほとんど黒に変わった。なぜ、そうなったか?人々が怖がらないように、ごまかすためじゃないのか、と国土地理院に疑問を抱いている。こんなに危ない国、遊びに行けないよ!と外国の観光客が来なくなっては困る!と観光庁から圧力がかかったか?昔の地図を引っ張り出して現在の物と比べて見ればわかる。古い地図でも国立国会図書館に行けば見られるだろう。それとも、機密文書扱いになっているか?