鳥と山野草の話

鳥類と山野草、主にシダ植物を書いたりします。

ウイルス検査の疑問

緊急事態宣言が解除されたのは良いが、早々とあちこちで散発的に感染者が出てきている。小さなクラスターのようだが、国や自治体のお偉い方々は困惑以外の何物でもないはず。これ以上自粛要請は続けられない。経済は悲鳴を上げている。国のフトコロも乏しいのに、もう企業や個人の店に振る舞うのは無理だ。どこの国も概ね似たようなものだから、赤字国債を山の様に刷って発行すること自体、非難はされない。だから、経済はゆるりと回し始めなければ、しまいに大昔の自給自足みたいな経済に戻ってしまう。政府の少しずれた行動を認めるわけではないが、これは大災害なのだ。それも世界的な大災害!カメが首をそっと出すごとく様子を伺い、一歩一歩安全を確認して進む。足元に穴が空いていれば、落ちてしまうから危険に注意だ! 

これから夏になり猛暑が待ち構えている。この間は28度あった。マスクをして外へ出たら暑くて5分も辛抱できない。外してしまった。車でスーパーに行くのだが、店は冷房が効いているだろう。車もエアコンをきかせてたった5分の道のりを走った。店に入る前にマスクをした。マスクをつけて外を歩くなど、全く無理だ!夏用のマスクができたらしいからぜひとも購入したいものである。夏になればコロナは治まるだろう、と期待している人がいるが、アフリカもブラジルも東南アジアも感染者で困っている。赤道直下の国々で日本の夏よりも暑い所が多いだろう。だからコロナは夏でもやって来る。油断は禁物!ヨーロッパの二十万、三十万と感染者がいる国々がロックダウンの門を開き始めた。ニュースで見たが、彼らはマスクをしていない人が多い。欧米人はアジア人に比べて鼻が高く、アジア人のマスクは合わないと思う。鼻高向きのマスクを考えて上げないと気の毒だ。

無理やりに経済を回し始めた国々と比べれば我が国は、まだまだマシである。だから言われるのか?日本はいつまで外国からの入国を拒否するのか、と。さっさと検査数を増やして入国を受け入れろ、チンタラやっているから困るじゃないか、と怒られる!しかし、どんなウイルス検査も万能ではない。リトマス試験紙にチョイと浸けて酸性検査をするほど早ければ問題ないが、いかんせん時間がかかる。「待っていてくださいね」「どれくらいだ?」「6時間です!」早くできるキットもあるようだが、それでも2時間はかかるみたいだ。抗体検査、抗原検査などもあって、こちらはリトマス試験紙並みもあるらしい。では、それで、と喜ぶなかれ。陰性と出たら再度PCR検査で本当に陰性か確認する必要があるって、なんの冗談だ、と言いたい!抗体検査は、もうとっくにコビット19にかかってしまって抗体を持っているヒト。抗原検査もすでにコロナにかかってコビット19の持つ特有のたんぱく質が体内にあるか調べるので、どちらも白黒つけるには有効だが、優秀な検査キットが日本の人口分ないので調べられないし、仮にハイあります、と言われても、1億2000万人を調べるには大変な時間と労力がかかりそうだ。お国がくれる十万円、あれがちょっとやそっとで届かないことでもわかる。また、いえ、すぐに出来ます。と言われ、一日二日でできたとして、ああよかった、陰性だ、と安心してはいけない!数時間後に買い物に行って感染するかもしれないのだ。検査検査、と言われても、役に立つのは手術を受ける患者が陽性か検査してから、くらいだろうか?それも陰性の間に、即手術をしなくては、すぐに感染する恐れはある。見えないのだから!

安心はワクチンができ、特効薬が完成した時!それまで、専門家先生方が、するな、と言われたことをせずに守って、コビット19に対抗する以外に方法はない!