鳥と山野草の話

鳥類と山野草、主にシダ植物を書いたりします。

コロナ対応の不思議

デルタ株の台頭で、関東方面の感染者がうなぎ登りに増えてきた。感染爆発で取る手がない、と言う専門家がいたけど、分科会の会長は、ヒトの流れを今の半分に抑えられれば、なんとかなる、とおっしゃる!野党は法改正をしてキツイ罰則をつけるべきだ、と言う。民間の大きな病院は一般病棟を減らして、コロナ病棟を増やし全力で対応している。もっと病棟を増やす予定だ、とも。

一番興味を引かれたのは、ミヤネ屋でリモート出演していた、とある個人病院の院長さんのお言葉だ。「イベルメクチンを患者に使っている。一度の投与で重症化を防ぎ、数日で退院に持って行けるのに、早くコロナの薬として認めるべきだ。今は大災害の非常事態なのだから、きれいごとは止めて欲しい」センセイは自信たっぷりにおっしゃる。聞けば、疥癬の治療薬に使うので自分の病院にはたくさんおいてある。それをコロナ患者にちょっと使わせてもらうのだが、とても効果があり、安全性もよくわかっているのに、総理大臣が音頭を取ってコロナ治療薬と認めて欲しい。リモートの画面から体が出てきそうな勢いで言われた。それが間違いないのなら、総理大臣は思い切って腰を上げるべきではないか?支持率が低空飛行を続け、今にも墜落しそうなのだ。ここは一つ思ったことを実行してみたらどうだろう?このままでも、どうせ墜落だ。だったら、総理自らセンセイの病院を訪ね、視察をして話を聞いても悪くはない。

総理を墜落させようとしているのはメディアの連中、それもオリンピック開催に反対し、コロナ対策ではことごとくクレームをつける、どうも偏った方針の関連。国民はすぐに載せられるから、いい加減な報道は止めてもらいたい。良い国産の薬があるのなら、速やかに厚労省は認可すべきである。今は非常事態、戦時中と同じなのだ。重箱の隅をほじくっている場合ではないのである。国民皆が力を合わせて、コロナと戦う必要があるのを自覚すべきだ。国民はいつから皆さん、になったのか?国民に媚を売らず、政治家は国民、と呼んで良いのじゃないか?それほど、政策に自信がないのか、と思ってしまう。戦時中のことは本やドラマでしか知らないが、国中が焼け野原になった時のことを思えば、今は贅沢なことだ。自衛隊のテントでも急場の病院にはなる。昔の野戦病院よりはずっと立派だろう。病院船はないのだろうか?コロナ対策に当たる、偉い方々はわざと対策をしないのでは、と疑ってしまう。