鳥と山野草の話

鳥類と山野草、主にシダ植物を書いたりします。

Gセブンサミット

Gセブンサミットが始まった!侵略を受けている北国からも、急遽トップが来られるという。サミットの大切な話は多いが、大国から理不尽な侵略を受けた国を、正義ある民主主義の国は応援してしかり、と思う。けれども、テレビや新聞のニュースを見て、心の奥底がこそばゆい気になるのはなぜだろう?それは米国に匹敵する大国が、侵略者にすり寄っているのを見たし、そうかとおもえば侵略されている国に使者を送って、中立を装ったりしているからだ!実に信用ならない!まあ、昔からそうだったが。だいたい国同士なんて昨日の友は今日の敵である。良いことがないとわかれば、すぐに回れ右をする。口ばかりだ。初めのうちは揃って手を差し伸べるが、時間がどんどん経って、いつ終わるやらわからなくなると、応援している方も疲弊して来る。だから、サミットの参加国は大変だろう。思っていることを言って、自国に不利を被ることは避けなくてはならない。だから、キツネとタヌキのだましあいに見えてきてしまう。早く戦争を終わらせなくてはならない。チマチマと小出しの応援をしている欧米には腹がたつ。そもそも、米国が侵略しても武力の横車は押さない、などと明言するものだから始まってしまったのだ。ガツンと一発手痛い制裁を食らわせてやりたいだろうが、なにしろ彼の国は核大国である。そうでなくても、旗色が悪くなってきては核攻撃をチラつかせている。ならず者の国だ。戦争が終わっても、当分は信用も何もない情けない国に転落だ!頼みの化石燃料など資源輸出も、優秀な代替エネルギーが出てくれば、もうお呼びでなくなる。国を疲弊させ、国民を分裂させ、しまいに国そのものがなくなってしまう。もし、彼の国が核を持っていなければ、とっくの昔にナトーから総攻撃を受けて、昔の日本みたいに国中焼け野原になっていたかもしれない。核を持っていなければ、いくら軍隊の数が多く武器も心配がないほど持っていても、戦争を仕掛けたりはしなかったはず。核の力はスゴイのである!使わなくても、チラつかせるだけで大いに役立つのだ。だから、我が国の近くの最近、人工衛星と称して何発も打ち上げ実験をしているあの国にもキツイお灸をすえたいけど、できないでいる。核をもっていなければとっくに米国のお灸が据えられていそうだ。サミットの七か国には核を持っている国がいくつかある。今回我が国の広島で開催され、核廃絶の声がさらに声高に挙げられたのだが、これも私の心を痒くする原因なのだ。核は持ったが最後、手放したのは今、惨禍に会っているウクライナくらいのもので、絶対に手放さない。手放せばイラクウクライナみたいに侵略される。手放してはいけない見本みたいな現実だ。ヒトはそもそも好戦的な生き物なのだ。歴史が証明している。武器を発明して、それがだんだん強烈になり殺傷能力が上がったモノとなってきた。核はその集大成だ。核以上に強烈な一発で国が吹き飛ぶようなモノができれば、核は廃絶へと向かうかもしれないが、今のところは無理な相談に思える。建前と本音は異なるのだ、と言いたい。