五月は上げないと損、損とばかりにモノが値上がりした。いやいや値上げはずっと続いているのだが、最近は店のオーナーが客の気持ちを忖度しない。値上げに全く躊躇しないのだ。今やお客様は神さまと言う言葉が死語になっている。それどころかお店さまが神さまなのだ。売っていただいているのであるから、複雑な気持ちだ。市内には大きなスーパーやドラッグストアがたくさんあるが、とある安売り店でキャベツが499円もした。見間違いではないか、と思わず見直した。その横には半分に切ったキャベツが250円で盛り上げてある。499円とはおおかた500円だ。500円も出してたいして大きくもない春キャベツを誰が買うのか?半切りのキャベツだって切り口が痛むから買いたくない。お好み焼き屋さんはさぞかし困るだろう、と思った。キャベツの代わりに白菜を入れるわけにはいかないだろう。かといってお好み焼きを倍の値段にするには少々問題がありそうだ。キャベツがなくても困らないので買わなかったが、なければ冷蔵庫がさみしい!これもお上が悪いからだ。お上が自分のふところを肥やすことばかり考えているからこういうことになる!キャベツ一個につき何百円かの補填をして普通の値段で販売できるようにできないか?ガソリンも電気も何か月か補填した。もう補填は止めるからこれら光熱費も高くなるが、辛抱しろ、とお上の偉い方々は言う。企業献金で野党がうるさくてたまらんから、こちらはチビチビと言うことを聞いていた。支持率と相談の上の政策なのだろう。わからなくもないが、これから夏、秋にかけてまだまだ値上げが手ぐすね引いているらしい。支持率はさらに下がりそうだ。けち臭いことをやっていないで、どーんと消費税を無しにする、とか言えないか!
支持率がバーッと上がること間違いない!ロシアとウクライナ、ユダヤとパレスチナの紛争が終われば、また消費税を元に戻せば良い。もしも、南海トラフとか首都直下地震など、国を揺るがすような大災害が起きれば、それを口実に消費税を前よりも高くして戻しても、国民は文句を言わないだろう。国民に褒められる政策をするべきである。よくやった、と言われれば、支持率は後からついてくる。大体、電気代だのガソリン代だのと心配をする必要がない方々が政治を牛耳りすぎているのだ。コメの値段だって1キロいくらしているのか知らない議員さんが多いだろう。国民の大半は生活に困っている。女親だけで子育てしている貧困家庭。乏しい年金暮らしの高齢者。日本は政府が支持率で一喜一憂している場合じゃないのである。たったいま多死社会に突入の我が国なのだから!