鳥と山野草の話

鳥類と山野草、主にシダ植物を書いたりします。

感染者数の不思議

国内の緊急事態宣言が次々に解除されてきた!首都圏もあと少しだ!諸外国、特に欧米ならとっくの昔に全域解除してツリが来るほどの新規感染者が減ってきた。これは緊急事態宣言が出されたころ、行政や専門家たちがメディアを通して耳にタコができるほど国民に向かって注意を投げかけたことの成果と、それに国民が答えた結果である。中にはアマノジャクもいたけれども、概ね国民全体が新型コロナ、コビット19の危険性に気づき、言いつけられたことを素直に守った賜物だろう!政府は初めての危険な感染症パンデミックに驚愕し、少しばかり右往左往したきらいはあるけれど、国民のために一生懸命考え行動し手を差し伸べた。苦しい台所事情をいったん棚に上げ、1億2千万以上の国民にカネを配る算段をした。商売を続けられなくなって手を上げてしまった店が多く出たし、クビになって路頭に迷う人もかなりいるようだが、なんとかして生活保護でも受け、食いつないで欲しい。何年も続くことはないだろう。宣言が解除されれば、経済も徐々に動き出す。生きていればまた光が差してきて、もう一度店を立ち上げたり務めたりできると思う。コロナショックだけれど、全世界もショックでどの国も助けてはくれない。これが地震や台風の大被害なら、被害を受けなかった国が助けをよこしてくれるだろうが、今回は無理なのだ。日本は感染者や死者数が欧米と比べ、ケタ違いに少なくやっかまれているほどで、手を差し伸べろ、と思われているはずだ!どこも助けてくれない!皆、自国が可愛い。トランプ大統領だけではないのだ!だから、国民は第二波、三波に警戒しながら、経済を回さねばならない。政府から配られたカネはなるべく散財して、経済に貢献しよう。

諸外国、特に欧米は日本が羨ましくてならない!いい加減なロックダウンぽい政策で、最初、鼻で笑っていたのに、なんと国民は政府のお願いに、首を縦に振り、言う事を聞いた。たくさんの感染者や死者が出て日に日にグラフを高く上げて行ったのに、二週間後は東京がニューヨークになる、とせせら笑っていたのに、なんとゴールデンウイークが明けて、徐々に数字が少なくなってきた!各地のトップは数字に一喜一憂したが、欧米のトップやメディアは驚きを隠せない!なぜだ!なぜ感染しないのだ!死なないのだ!彼らは医療関係者の水準の高さを知らず、医療機器の水準の高さも知らない!CTもMRIも世界一病院に行き渡っているのだよ!地方のどんな辺ぴな総合病院でもこれらを揃えている。それに加え、世界一の潔癖症と言われる日本国民がいる!日本に来て調べてくれ、神社や富士山を見るのも良いが、ちょっと住んで調べればわかるのではないか?

岩手県は感染者がいない!りっぱである。もう、こうなったら万が一第一号が出れば、村八分どころか、治るまで監禁、もしくはこっそり暗殺?などと思えるほど、彼らは重圧で大変だろう。我が県は感染者が600人以上で死者数38人だが、県民は600万人以上いる。そして我が市は感染者ゼロだ。隣の市も町もその隣の大きな市も感染者はいない。ゼロ地域は県の四分の一を占めていて住民は二十万人以上いるが、ずっとゼロをキープしていた。だから学校を閉めずに行かせれば良いのに、といつも噂をしている。スーパーやドラッグストアも繁盛していて、地域はいつもと変わらないが、近くの同級生に「感染者がいないから、気がラクだね」と言ったら「そんなんわからんわ!発病してないとね。なにしろ検査してないし」ときた。そうなのだ。岩手だって全県民の抗体検査をやったわけでもないだろうし、我が市の3万人を抗原検査したわけでもない。それは一斉にやらないと意味がない。翌日感染するかもしれないのだ。黙っていたらわからない感染者が多いコビット19である!